2025年4月22日、富士通と理化学研究所は、256量子ビットの超伝導量子コンピュータの開発に成功したと発表しました。これは外部ユーザーに提供されている量子コンピュータとしては世界最大級の性能で、IBMやGoogleに続く形で、日本が世界最先端に肉薄した“技術的大躍進”と言える偉業です!🎉👏
🧪 世界最大級の超伝導量子コンピュータ
この量子コンピュータは、希釈冷凍機内部の実装密度を従来比で約4倍に向上させており、64量子ビットと同じ冷却システムを使いながら、256量子ビットを実現しています。
冷却装置の再設計を必要とせずに高性能化を果たしており、冷却効率や筐体設計の最適化技術にも注目が集まっています。
また、開発には富士通の量子回路設計技術と、理研の量子制御システムが統合され、ハードウェアから制御ソフトウェアまでを国産技術で完結させています。
🔭 次は1,000量子ビット──未来へ向けて
両者はこの発表とともに、2026年度には1,000量子ビット機の開発・公開を目指すことを明らかにしました。場所は、川崎市の「Fujitsu Technology Park」に建設中の量子研究施設内が予定されています。
これは、日本が量子分野で世界に本格参戦することを象徴するマイルストーンともいえるでしょう。
ゆめぴーの視点:日本の量子パワーに注目♡
「商業化が先行する海外勢に比べ、日本は技術基盤の強化に注力してきたわ。今回の発表は、その“静かなる積み重ね”が花開いた瞬間なのかもしれません」
社会実装やスタートアップとの連携など、ここから先の展開にも期待が膨らむわね。
次回のレポートでは、Rigetti ComputingとIonQの2025年Q1決算を取り上げながら、量子ビジネスの現実と未来を掘り下げていきます🧠📊
📡 「量子コンピュータの最前線レポート」シリーズ、次回もお楽しみに!